2014年06月18日

お勧めのビジネス書『経営は実行』

お勧めのビジネス書。お勧めの自己啓発の本


お勧めのビジネス書『経営は実行』


●書籍:経営は実行

著者:ラリー・ボシディ/ラム・チャラン/チャールズ・バーブ 共著 高遠裕子 訳

出版社:日本経済新聞出版社


戦略やビジョンも「実行」次第。

このあたりまえのことを実現するにはどうしたらいいのか。

2人の経営のグルが企業や組織に「実行」の文化を根づかせるノウハウを、多くの事例を交えて説いたベストセラーの改訂新版。


大ベストセラーの最新改訂版。

「実行」こそ危機脱出の切り札!戦略やビジョンも「実行」次第。

そのノウハウを経営のグルが解き明かした「生きた経営の教科書」。





●実行について考えるとき、次の3点を念頭に置く必要がある。

 1. 実行とは、何をどうするかを厳密に議論し、質問し、絶えずフォローし、責任を求める体系的なプロセスである。

 2. 実行は、リーダーの仕事である。

 3. 実行は、企業文化の一部でなければならない。



●実行を支える第1の要素は、「リーダーの行動」である。リーダーは、次の7つの行動をとる必要がある。

 1. 自社の人材や事業を知る。

 2. 常に現実を直視するよう求める。

 3. 明確な目標を設定し、優先順位をはっきりさせる。

 4. 最後までフォローする。

 5. 成果を上げた者に報いる。

 6. 指導によって社員の能力を伸ばす。

 7. 己を知る。



●実行を支える第2の要素は、「企業文化の変革に必要な枠組みを作る」ことである。

 1. 報酬と業績を連動させることで、社員の行動を変える。

 2. 社員が、新たに求められる行動を身につけるのを助ける。

 3. オープンで率直な議論によって、現実を浮き彫りにする。



●実行を支える第3の要素は、「適材を適所にあてる」ことである。

 1. リーダー自ら、人材の選抜や評価に積極的に関与する。

 2. 学歴や知性に惑わされず、実行力を重視した人選をする。

 3. 個人の実績を評価する際には、どのような方法で目標を達成したか詳しく検討する。






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お勧めのビジネス書『ワーク・シフト - 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』

お勧めのビジネス書『ワーク・シフト - 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』

著者:リンダ・グラットン 、翻訳者…池村千秋  出版社:プレジデント社


*下流民か、自由民か。地球規模で人生は二極分化する*

2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか?

ロンドン・ビジネススクールを中心とした、「働き方コンソーシアム」による、世界規模の研究が生々しく描き出す2025年のに働く人の日常。


「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受け、「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。

どちらの人生になるかは、〈ワーク・シフト〉できるか否かにかかっている。


働き方が変わる! 〈5つのトレンド〉

●テクノロジーの発展

●グローバル化

●人口構成の変化と長寿化

●個人、家族、社会の変化

●エネルギーと環境問題




働き方を変える! 〈3つのシフト〉

●ゼネラリスト→連続スペシャリスト

●孤独な競争→みんなでイノベーション

●金儲けと消費→価値ある経験


「食えるだけの仕事」から意味を感じる仕事へ、忙しいだけの仕事から価値ある経験としての仕事へ、勝つための仕事からともに生きるための仕事へ。覚悟を持って選べば、未来は変えられる。


本書は、今後の世界に起こる変化を丁寧に整理した上で、そうした近未来の社会における人々の労働のありかたについて、各種予測に基づいたアドバイスを行うものです。

未来を見据えたキャリア開発の方向性にまで言及を行っているので、ビジネスパーソンはもちろん、教育関係者にも是非とも読んでいただきたい本です。

・2010年に、中国が45カ所の空港の建設を進めていたことをご存知だろうか。

携帯電話を使用した送金システムのイノベーションを牽引しているのがアフリカのケニアだと、ご存知だろうか。

2025年までに、世界の50億人以上が携帯電話で結びつくようになると、ご存知だろうか。

本書では、このようなデータや情報をふんだんに紹介する。(p30)



本書が行っている多数の未来予測の中で、個人的に特に気になったものを以下にピックアップしてみます。

・寿命は長くなるが、高齢者の多くに働き口がなく、グローバルに貧困層が形成されるおそれがある。

・家族のありかた、仕事で接する人の多様性が高まり、自分を見つめ直す人が増える。

・エネルギー価格が上昇し、モノの輸送や人の移動を減らす必要性が高まる。これを受けて、さらなるバーチャル化が進む。

・職種や時差を超えて世界中の人との恊働が求められるようになり、時間の「細切れ化」が進む結果として、時間に追われるようになる。

・政治家や司法制度、大企業に対する信頼が弱まる。また、個人の幸福感は減退する。

・2025年には、世界中で何十億人という人々が「ミニ起業家」として働くことになり、そのための仕組みが充実する。




本書の後半では、こうした社会を生き抜くための3つの資本とその強化施策についてまとめています。

3つの資本とは「知的資本(知識と思考力)」「人間関係資本(人的ネットワーク)」「情緒的資本(勇気ある行動のための精神的な強靭さ)」です。

このそれぞれについて1章を割いて、丁寧な解説を加えています。



どのページを開けても、自分と子供たちの将来に対してなんらかのヒントを得られるような本であり、値段は少し高めですが、買って手元に置いておきたい1冊です。

未来を形づくり、人々の働き方に影響する「5つの要因」として、1.テクノロジーの変化、2.グローバル化の進展、3.人口構造の変化と長寿化、4.社会の変化、5.エネルギー・環境問題の深刻化 が挙げられる。

そして、暗い未来のシナリオを書き換えるためには、新しい能力を身につけることが必要不可欠となる。

5つの要因をもとに、リンダ・グラットンは2つの未来の状況(「漫然と迎える未来」と「主体的に築く未来」)を掲げる。



(1) 漫然と迎える未来とは、

 1.いつも時間に追われ続け、孤独に苛まれ、新たな貧困層が生まれる未来

 2.世界は二極化し、中間層の仕事はテクノロジーによって取って代わられる

 3.仕事も在宅勤務がほとんどになり、孤独を感じる

(2) 主体的に築く未来とは、

 1.皆が協力的(コ・クリエーション)で、社会が相互に積極的に関わりあいながら

   生活しており(共感とバランス)、人々は充足感のある暮らしを営んでいる

 2.ミニ起業家が活躍し、創造的な人生を切り開くことができる



「主体的に築く未来」に向かうためには、3つのシフトが必要である 。

第1のシフト: 知的資産シフト  ゼネラリスト ⇒ 連続的スペシャリスト

 ・未来に価値を持ちそうな技能を念頭に置きつつ、自分の好きなことを職業に選ぶ

 ・その分野で専門技能に徹底的に磨きをかける

 ・習熟後も、移行と脱皮を繰り返してほかの分野に転進する覚悟を持ち続ける。

第2のシフト:外部環境シフト  孤独な競争 ⇒ 協力して起こすイノベーション

重要なことは、未来に必要となる三種類の人的ネットワークを築き上げること。

 ・「ポッセ(同じ志をもつ仲間)」

 ・「ビッグアイデア・クラウド(大きなアイデアの源となる群集)」

 ・「自己再生のコミュニティ」

第3のシフト: 精神資源シフト  大量消費 ⇒ 情熱を傾けられる経験の要点


古い仕事観では、会社が選択をしてくれたが、未来では自分自身で選択する意思をもたなくてはならない。

仕事に対する考えを、さらには企業と働き手の間の「契約」の中身を根本から〈シフト〉させる必要がある。








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2014年06月15日

お勧めのビジネス書:『論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意』

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2)3日であなたを変えるおすすめの本
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●お勧めのビジネス書:『論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意』

理系・文系を問わず、ビジネスシーンではプレゼンを避けて通れません。

分かりやすいプレゼン術は全社会人必須のスキルといえます。

本書では、そもそも「よいプレゼンとはなにか?」といった基礎のキソから、発表に臨む際の心構え、事前準備から、発表シナリオの作り方、発表中の正しい振る舞い、パワーポイントの効果的な使い方、聴き手を飽きさせない技術、質疑応答のじょうずな方法まで解説していきます。


第1章 「よいプレゼン」ってなんだろう?

第2章 わかりやすい「プレゼンストーリー」をつくる!

第3章 おろそかにしちゃいけない! 事前準備

第4章 資料づくりの大前提を押さえる

第5章 わかりやすいスライドづくりの基本

第6章 反面教師に学ぶ! 聴き手を惑わす発表資料に要注意

第7章 聴き手が引き込まれる発表資料のつくり方

第8章 プレゼン発表テクニック



よく、我流でプレゼン資料を作成して発表している方の内容をみるとありがちな間違いなどから改善方法まで的確で簡素に書かれていると思います。



イラストも豊富なため、誰でも無理なく「プレゼンのいろは」を覚えられると感じました。


特に新入社員の方や教えて頂ける先輩がいない方は、一読してからプレゼン資料を作成すると見違えるようになると思います。


●『論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意』 (アマゾン)
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ラベル:仕事の基本
posted by ホーライ at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | プレゼンスキル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月08日

●お勧めのビジネス書:『まんがでわかる 7つの習慣』

●お勧めのビジネス書:『まんがでわかる 7つの習慣』

自己啓発の本としては、もはや、古典中の古典とも言える「7つの習慣」。

一度でもこの本を手にしたことがある人は、その本の分厚さにたじろぐ。

そこで、まんがでわかりやすく解説したのが本書。

もちろん、まんがですので、全てを紹介はしていません。

でも、何も読まないよりも、ずっといいですよ。

「7つの習慣」のエッセンスも盛り込まれています。

この漫画本で「7つの習慣」に興味を持ったら、オリジナルの日本語訳を目指すといいだろう。


僕はこの本(オリジナルの本)を大学時代に読み、人生の見方が変わり、とても生きやすくなりました。


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ラベル:7つの習慣
posted by ホーライ at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月01日

お勧めのビジネス書:『ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術』

●お勧めのビジネス書:『ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術』田坂広志 著


世界のトップリーダーにとって、グローバルな会議でのスピーチの場は、一国の将来を背負った、まさに「戦場」であり、彼らは、その戦いに勝つための「高度な話術」を身につけている。



本書では、ダボス会議やTED会議などのメンバーとして、その姿を間近で見てきた著者が、

「人格」「位取り」「胆力」「演技力」「観察力」「対話力」「振る舞い」「発声」「余韻」「思考」など、一般には語られることない、トップリーダーたちの「15の話術」を紹介する。


ビジネスパーソンは仕事の責任が増すほど、より多くの人たちの前で話すことが求められます。

仕事力の中でも、話術はとても重要なスキルです。

本書は、ダボス会議やTED会議に長年参加してきた田坂広志氏が、世界のトップリーダーが語っている場に接し、そのうち15名の話術を紹介している本です。

ダボス会議では、首相・大統領・グローバル大企業トップ、およびその経験者など、世界中のトップリーダー2,500名が集まります。

話し手だけでなく、聴衆もトップリーダー。

そしてこの場は、話し手であるトップリーダーが「値踏み」される場でもあります。

企業のトップが発言した場合、株価に影響を与えることもあります。

「何かを伝えるための話術」というよりも、「場の空気を作る話術」という印象で、他の話術を語る本とは違った切り口での学びがあります。

技術としての具体的な技法が体系化されているため、どういう観点で自身の話術を磨いていくべきか指針となる一冊です。



●『ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術』 (アマゾン)
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posted by ホーライ at 06:53| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーションスキル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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