本書は、マッキンゼーをはじめとする世界の主要コンサルティングファームでライティングのコースを教えるバーバラ・ミントが、独自の文書作成術を披露した本である。
著者はまず、多くの人がわかりやすい文章を書けないのは、論理構造に問題があるからだ、と指摘する。
その上で自らが考案した「ピラミッド原則」と呼ばれる考え方を提示し、物事を上手に論理立てて述べるテクニックを伝授していく。
序文で人の注意を引きつけるにはどうすればいいか、相手を説得するのにどんなロジックを用いればいいか、問題点をどうやってまとめればいいか…。
文章について人々が抱くさまざまな疑問点について、それぞれ適切なフレームワークを用意している。
仕事で報告書や企画書を作成する必要のある人は、本書の内容を実践することで、戦略に基づいた説得が可能になるだろう。
本書は何度もかみしめるように読んでそこに含まれる栄養を自分の 血肉とするまで使いたおす本です。
ドラッカーの書籍が経営の大系を記したことで尊敬を勝ち得たように、ビジネス分野における問題解決法と論理的なコミュニケーション法の大系を記したことがこの本の偉大さです。
文書を書くときの技術、問題解決の技術の本はいろいろあるけど、この本はその基本となるような本だ。
読んだだけでは何もならないので、早速実践してみよう。
ビジネス文章の書き方の「おすすめのビジネス書」だ。
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