●お勧めのビジネス書:『世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方』
■世界基準の「頭のよさ」をつくる31の方法
なぜ、日本のエリートは世界で通用しないのか?
なぜ、日本のトップの人材が、世界のビジネスや交渉の場では存在感を発揮できないのか?
その違いは「教育の違い」にあると著者は言う。
世界の名門大学では、日本の教育には欠けている哲学や思想を通して「考える力」を鍛える授業が徹底して繰り返される。
入試からして「知識」を問う日本の大学とは違い、「どこまで深い思考ができるか」が問われるという。
「あなた自身について書きなさい」
(2012年ハーバード大学ロースクール入試問題より)
「駐車違反を死刑とする法律を制定したところ、誰も駐車違反をしなくなった。これは適切な法律と言えるか?」
(2011年オックスフォード大学入試問題より)
本書ではこうした海外のトップスクールで実際に出題された問題など豊富な実例を取り上げながら、多角的なアプローチで「世界標準の教養」を読者に提供する。
■海外のエリートが養っている「考える力」とは?
世界のエリート教育を知り尽くし、海外のトップスクールを目指す学生を対象にグローバルリーダーを育成している著者が明かす、世界で求められる「本物の知力」の身に付け方。
ハーバード、オックスフォード云々だけでなく、国連の採用試験が出てきたり、ハイデガーなどの古典からハンチントン、フランシス・フクヤマ、エーリッヒ・フロムといった現代に近い人まで数々の思想を出しながら、世界の状況を見据えた「考える授業」が展開されるのだが、説明がとてもわかりやすい。
「自由」の章の冒頭には、フランスのバカロレア(大学入学を希望する学生が全員受ける試験)で出題された問題として「自由は平等によって脅かされるか」というものが紹介されており、こういう問題が出ること自体、日本と欧米の教育の大きな違いを感じた(この問題は、
文系・理系問わず共通の出題だったとのこと)。
「自由は…」と問われたところで漠然としていて答えにくいが、フランスの大学ではこうした抽象的なテーマについて、考えさせ、議論させる授業が多い。
合間合間に「Q」というものが問題形式で入っている。
これを読み飛ばしては、この本を読む意味が半減してしまうだろう。
最初はざっと通しで読んで、もう一度、一つ一つの「Q」に自分なりの答えを出しながら再読するという読み方もいいかもしれない。
こういう本を読んで冬を過ごすことも哲学につながる(かな?)
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