「そろそろ一緒にお仕事をさせていただきたいのですが......」「五分だけでもお時間をください」「御社の三年後の目標を教えてください」など、きっかけをつくるための最低限知ってほしい話し方から、社長と付き合い、問題解決へと導くフレーズまでを網羅した。
お客様の前でうまく話しができない、場の空気が読めないといった悩みをもつ若手ビジネスパーソンにぜひ読んでもらいたい1冊だ。
冒頭の渡邉美樹氏とのインタビューが秀逸だ。このインタビューの中で彼はこう喝破している。
「説得力のある話をするために大切なことは二つあって、ひとつは自然体であること、もうひとつは確かなメッセージを持っていること。」
話し方だけが上手くても、それだけではいけない。中身が有っての話し方なのだ。(当然だが。)
本書は初級編(最低限知っておきたい話し方の基本)、中級編(社長とうまく話せれば業績は伸びていく)、上級編(相手の問題を解決する人の話し方テクニック)に分かれている。
対象は営業担当者を想定しているが、もちろん、どんな職種についていても、基本的には全て応用がききます。
自分は話し下手で困る、という人から、より効果の高い会話術を身に着けたい人まで、全てのビジネスパーソンに役立つ、示唆に富んだ本になっている。
●仕事ができる人の話し方

●すぐに使える!仕事ができる人の話し方
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