ビジョンがあいまい、人間的に尊敬できない、仕事の成果を正しく評価してくれない、といった上司に対する部下の不満というのも、いつの時代でもある。
上司と部下はどうしてこうもわかりあえないのだろう?
ビジネスリーダーに求められていることは、メンバー一人ひとりの能力を最大限に引き出し、相乗効果を発揮できるチームワークを形成し、組織の目標を達成することだ。
ビジネスの世界は、スポーツなどと比べ、短期間で結果を求められることは少なく、メンバーの入れ替わりも激しくはない。
ということは、ひとたびチームワークを醸成するモデルが確立されれば、長期にわたって有益な成果を達成することが可能になるはず(そう期待する)。
組織のパワーを100%発揮させるには、メンバー個々のチームに対する精神的成熟度を把握し、大変だがタイプ別にアプローチする必要がある。
問題は自分以外にあると考える「依存者」、成果は自分一人であげたものと考える自己中心的な「勝者」、充実感や達成感を味わえない「分岐点に立つ人」──これらの人々を、自分自身を知り、周囲を動かしていく「主体者」、さらにはチームワークを構築し、新たな価値を創造する「協働者」へと導くにはどうしたらよいのか。
本書『依存する人」を「変化を起こす人」にどう育てるか』では「聞く」「ペーシング」といった基本的な技術を押さえ、「依存者」から「主体者」へステージアップするための10の方法を段階を追って紹介している。
ビジネスのみならず、どんな人間関係においてもコミュニケーションが劇的に好転するノウハウだ。
「問題は自分以外のところにある」と考える「依存者」から自分を知り、周囲を動かす「主体者」へ、そんなOJTをやるための本です。
●「依存(いぞん)する人」を「変化を起こす人」にどう育てるか

●「依存する人」を「変化を起こす人」にどう育てるか
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