今週もまた、以前に紹介したことがある本です。
よい本は何度でもご紹介します。
大きく分けると文章には芸術文と実務文の2種類があります。
芸術文とは小説やエッセイなどで、実務文とは意見、研究成果、情報、連絡事項などを
伝達する文章を指します。
この本は実務文の書き方を紹介するもので、余韻の残る名文の書き方を紹介するものではありません。
実務文には常に、はっきりとした目的があります。
たとえば、生命保険更新の案内文は、間違いなく更新手続きをとってもらうことが目的です。
つまり、実務文での「分かりやすい文章」とは、書き手の意図を読み手に分かりやすく伝え、
確実に「目的を達成する文章」のことです。
そして、この最終目標を達成するための「分かりやすい文章」を書くことは、意外に簡単です。
あなたがもし、今、「分かりやすい文章」を書けないとしても、その理由は文才がないからな
どではなく、ちょっとしたコツを知らないからだけなのです。
分かりやすい文章を書くにはどうすればよいか?
根本的な考え方は、「相手の立場に立つ」ということです。
本書では、相手の立場に立って分かりやすい文章を書くために必要な要素を18個にまとめ、
読み手が理解しやすい文章を書くためのテクニックとして次々と紹介しています。
解説は、まず分かりにくい文章が例として上げられ、それを直すことで、個々のテクニックを
説明していくスタンスが取られています。
そのため、はじめの分かりにくい文章と、テクニックを使った後の文章を比べれば、
いかにテクニックが効果的であるか、理解できるようになっています。
また、テクニックはチェックリストとしても利用できるため、読み終わった後も何度でも利用できます。
「相手の立場」に立っていない文章は「怒りの鉄拳」が飛んできます。
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